偏狭

管理人の雑記
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口を閉ざしたガムテープを剥がすと

「こういう事が出来たら誰だっていいんだよね」

野外羞恥を楽しみご満悦だった僕に、彼女が開口一番に放った言葉だ

何年も昔の話だが今も心の奥深くに突き刺さったままでいる

女の洞察力とは男の何倍も鋭いものだと感じぜずにはいられない

Twitterなどを見ていても男性のものより、女性から放たれた言葉に目が留められる

「呪物崇拝」 フェティシズムに全く興味のない彼女でも僕のそんな呪われた部分を見透かしていたのだろう

「違うよ。僕はそんな男じゃない」女性を性欲の捌け口としてしかみない男を卑下し

そういう人間であってはならない、そう思い込もうとしていた僕の眉は読まれていた

「木を見て森を見ず」

森どころかその木すら見ていない。何の類か?花はつけるのか?

美しい樹肌に目を奪われ魅了され只々、愛撫し続ける

気がつけばそこが森だったのか海だったのかすら知りもしない自分に辟易とする

そして、自分の中に在る愛撫を耽溺し続けたいという欲望を今なお消し去ることができないままでいる

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